
こんにちは!
エコ健システムの曽田です。
みなさん、太陽光発電システムには停電時でも
発電した電気を使える機能があることは
ご存知でしょうか。
パワーコンディショナに搭載されている
「自立運転機能」と呼ばれるもので、
突然の停電時でも非常用電源として
電気を使うことができます。
ただし、「自立運転機能」は全てのパワーコンディショナに
備わっているというわけでなないので、
「自立運転機能」がない場合は、停電時に電気は使えません。
実際に災害に遭われ、「自立運転機能」を使おうと思ったけど、
操作方法がわからなく使えなかった(>_<) という声もお聞きします。
そうならないために今回は操作のご説明をします!
⒈まず、自立運転用コンセントの位置を事前に確認しておいてください。
⒉取扱説明書で自立運転モードの切替方法を確認する。
⒊「主電源ブレーカー」をオフにする
⒋「太陽光発電ブレーカー」をオフにする
⒌自立運転モードに切り替える
⒍自立運転用コンセントに必要な機器を接続して使用する。
⒎停電復旧時には、「自立運転モード」解除→「太陽光発電ブレーカー」→「主電源ブレーカー」オンの手順で必ず元に戻す。
停電時に自立運転機能を使う際の注意点
電気容量の使用上限が1,500W(1.5kW)であるということ。
冷蔵庫、電気ポット、炊飯器、電子レンジ、トースター、ノートパソコン、
携帯電話の充電器などの消費電力は1,500W以下ですのでほぼ問題なく使用できますが、
それらを同時に使う場合は注意が必要です。
また、オーブンレンジやIHクッキングヒーターなどは
1台で1,500Wを超える可能性があるので避けてください。
あらかじめご自宅にある家電の消費電力を調べておき、
どんな組み合わせなら使えるのかをシミュレーションしておきましょう!
そしてもうひとつ、太陽光発電は日照状況に影響を受けるシステムです。
晴天時は電力を安定して作り出すことができますが、
雨天時・曇天時は電力の供給が不安点になり、夜間は発電が停止してしまいます。
自立運転機能においても同様で、雨天時・曇天時に家電を接続すると
突然電源が切れる可能性があります。発電出力が安定しない時は使用を
控えるなどの処置をとりましょう。
いざ必要となった時にすぐ対応できるよう、
使うための手順や使用可能な家電などを確認しておきましょう!