2020年3月のブログ

スマートグリッド

こんにちは!

エコ健の曽田です。

 

 

「スマートグリッド」と呼ばれる用語を

目にされたことはありますでしょうか?

2009年にオバマ大統領が世界的な経済不況から

アメリカ経済を立て直すためにとられた政策

「米国再生・再投資法」にはエネルギー関連の分野にも

大きく焦点が当てられており、世界中で一気に

注目されるようになりました。

 

スマートグリッドとは

「スマート(賢い)」+「グリッド(送電網)」

という意味合いを持ち、

IT技術を活用してリアルタイムで電気の需要を

把握できるようにし、送配電の効率化を図ったものです。

現在では、次世代の電力ネットワークとして

再生可能エネルギーの促進と共に注目されています。

 

スマートグリッド導入のメリット

1.スマートメーターで見える化

スマートグリッドでは、スマートメーター

設置が必要となります。

従来の電力計とは違い、使用量の計測だけでなく、

内蔵されたマイクロコンピューターで遠隔制御したり、

リアルタイムで電力消費量を計測し、

モニターを通じてわかりやすく表示できるため、

電気の使用量を「見える化」できます!

実際、現在導入されているタイプのスマートメーターは、

30分ごとに電力使用量を計測することが可能です。

 

2.効率的な電力供給

スマートメーターを通じて得られる情報をもとに、

必要なだけ電力供給することができるので、

過剰な発電を防ぐことが可能になります。

また、正確な電力供給のバランスを調整できるため、

停電の防止にもつながります。

電気の無駄を減らし、エネルギーを効率的に

利用できるのがスマートグリッドです。

 

3.再生可能エネルギーの効率的な導入

スマートグリッドの導入が進めば、

火力発電所や原子力発電所などの「集中型電源」

自宅や事業所に小型の発電設備(太陽光や風力)

を設け、電力の地産地消を行う「分散型電源」

融合が進み、電力網がより安定します。

次世代型の電力ネットワークが構築されれば、

集合型電源と分散型電源で互いに電気を融通しあい、

電力供給のリスクヘッジができます。

たとえば、発電所が災害や事故に遭った場合でも、

分散型電源から電力を借りることで、被害を軽減できます。

緊急事態に強い電力網を構築できるのが、

スマートグリッドの強みです。

 

 

 

スマートグリッドを導入することで、

電力供給を合理化、最適化すると共に、

再生可能エネルギーを積極的に導入し易くなります。

スマートグリッドにより、集中電源から分散電源、

再生可能エネルギーへの転換、

消費者も参加する双方向の電力・情報網への転換が

可能になり、低炭素社会が実現できます。

 

蓄電池の基礎知識

こんにちは!

ecoken曽田です!

 

太陽光発電のFIT(固定価格買取制度)終了による対策、

また、東日本大震災をきっかけに度重なる災害時の非常用電源として、

必要性がどんどん高まる「蓄電池」について、

その基礎知識をまとめていきたいと思います!

 

蓄電池は、充電池、バッテリーとも呼ばれます。

車のバッテリーや携帯電話(スマホ)、ノートパソコン、

デジタルカメラ、小型電子機器の電源など、

我々が日ごろ利用するものにも多く使われているので、

蓄電池なしで日常生活を送るのは困難といっても

過言ではないですね!

 

今回は蓄電池の種類と用途について

まとめていきたいと思います!

 

1. 鉛蓄電池

1859年にフランスのガストン・ブランデによって開発された

最も古い歴史を持つ蓄電池です。

主に自動車のバッテリーとして利用されているほか、

非常用電源や電動車用主電源などにも用いられています。

原価の安い鉛が使用されているため容量あたりの電力単価が安く、

大電流の放電ができるメリットがありますが、

使用経過によって充電性能が劣化して電池寿命が

大幅に低下するというデメリットを持ちます。

使用実績が多く信頼性も高いため、

今後も各車両のバッテリーとして

使用され続けられることが予測されます。

 

2. ニッケル水素電池

乾電池タイプの蓄電池で、

家電量販店や携帯ショップ、レンタル屋などで

販売されているので、見たことある人も

多いのではないでしょうか。

1990年の実用化以降までは

ニッケルとカドミウムを電極に使用した

ニカド電池が主流でした。

しかし、使用されている

カドミウムが毒性を持つことから、

環境や人体に影響のない水素を

電極に使用したことで安全性が高く、

ニカド電池の約2.5倍もの容量を持つことで

登場したのがこのニッケル水素電池です。

近年ではハイブリッドカーの動力源としても

用いられています。

 

3. リチウムイオン電池

非水系の電解液を使用するため、

水の電気分解電圧を超える高い電圧が得られ、

小型ながら高容量で超寿命というメリットがあります。

ニッケル水素電池の3倍となる電圧を誇り、

自己放電が少ないことから、

ノートパソコンやモバイル機器をはじめ、

近年は電気自動車のバッテリーや家庭用蓄電池

としても使用されています。

今では我々の日常生活において

最も欠かすことのできない蓄電池だと思います!

 

4. NAS電池

NAS電池は世界で唯一日本ガイシのみが

製造しているナトリウム硫黄電池で、

メガワット級の電力貯蔵設備を

可能とした蓄電池です。

 

メガワット級の電子貯蔵が可能なのに安価な点、

設置場所の制約が少ないことが特徴で

大きなメリットとなります。

今後、再生可能エネルギーを本格的に推進していくにあたって、

NAS電池やレドックスフローといった

大容量向き蓄電池は重要な要素になることが予想されています。

 

 

 

次回からは

今後最も注目される

「家庭用蓄電池」のメリットや仕組みについて

お伝えしていきます!

 

SDGs 日本の取り組み

こんにちは!

 

SDGs(持続可能な開発目標)の認知度が徐々に

高まってきていると思いますが、

日本では実際どういった取り組みをしているのか。

今回はこれをお伝えします!

 

日本は、SDGs達成に向け防災、保険、人権、教育、ジェンダー

の分野別にそれぞれ取り組みが行われています。

 

防災の取り組み

日本は東日本大震災をはじめとする過去の災害を教訓とし、

災害に負けない強靭な社会構築を目指す必要があり,

近年の大規模自然災害に関する経験・教訓を各国と共有する

「世界防災閣僚会議 in 東北」などの活動を行っています。

G20関係国や国際機関、一般参加者など111名が参加し、

仙台防災枠組やSDGs、パリ協定等の防災アジェンダを達成するために

G20関係国や国際機関が取り組むべき事項が議論されました。

 

保険の取り組み

「持続可能な開発のための2030年アジェンダ」において、

保健は主要な目標の一つと位置付けており、

「全ての人があらゆる年齢において健康であること」

を目指すとしています。

具体的な取り組みとしては

「国際機関等への協力の強化による感染国及び感染地域での感染の拡大防止」から

「国際機関等との協力強化を通じた感染症強化」などを行っているのです。

他にも日本の課題となっている「認知症・精神保険分野への支援」

「母子健康手帳の普及等の母子継続ケアの展開」なども基本方針に含まれています。

 

人権の取り組み

人権に対する取り組みの第一段階として、

海外での取り組み事例等を踏まえ、

企業活動における人権保護に関する

日本の法制度や施策等についての現状を確認すべく、

政府主導でベースラインスタディ(現状把握調査)を

実施する決定を行いました。

これによって、新しい分野である「ビジネスと人権」

への関心が高まることが期待されます。

 

教育の取り組み

「女性教育支援」は、家の外で働くことが困難であった

女性の社会進出を促す支援によって、

女子の就学・修了率の向上と就業への連結

公衆衛生・母子保健等の教育に重点的に取り組んでいます。

その他、国際的な教育ネットワークの構築を通じた

国際的な学び合いを推進する活動も行うのです。

 

ジェンダーの新政策

「女性と女児の権利の尊重・脆弱な状況の改善」や

「女性の能力発揮のための基盤整備」などを基本原則として、

支援のプローチを行っています。

具体的には、

女性に優しいインフラの整備や

男女共同参画の視点に立った緊急支援、

女性教育の推進と強化、女性の人材育成、

女性の経済的エンパワーメントの推進

などが行われています。

 

 

 

現在も日本政府を中心として、様々な企業や団体が

SDGs達成のための活動を進めています。

私たちができることを1つでも多く進めていくためにも、

今行われている活動を積極的に知ることが大事ですね!

太陽光発電における「過積載」②

こんにちは!

エコ健の曽田です!

 

今回は

太陽光発電における「過積載」

メリットについてです!

 

メリット ➀売電収入が増える

過積載は発電量をアップさせるため、

もちろん売電収入が増えます!

太陽光を発電させるパネルが多ければ、

生産される発電量は向上します。

 

メリット②初期費用が安くなる

産業用太陽光システムの場合、

低圧電力の範囲内で発電量を上げることが可能です!

太陽光発電所の種類は大きく3つに分かれており、

それぞれに必要な設備が異なっています。

①50kW未満の低圧発電所
②50kW以上2M未満の高圧発電所
③2M以上の特別高圧発電所

高圧以上の発電所になると

メンテナンス義務が出てきたリ、

キュービクルという高額な変圧器を

設置しないといけなかったりと、

そもそもの設置費用が高額になります。

 

太陽光発電システムの出力は、

太陽光パネルとパワーコンディショナの容量の

いずれか小さいほうが採用されます。

 

つまり!

パネル容量が100kWでもパワコン容量が50kW未満であれば、

過積載ということで低圧発電所と認められ、

kWあたりの設置費用は下がり、発電量は増えるので

売電収入が高くなり、初期費用の回収年数が短くなるのです!!

 

 

ポイント

過積載は売電価格低下の対策として、大きな効果がありますが、

ただパネルを増やせば儲かるというわけではありません。

過積載による発電効率の限界点があり、増やしたパネルの

導入費用が無駄になり、パワコンにも大きく負担をかけ、

寿命を削る結果にもなります。

我々も

過積載による発電効率の限界点とコストを考え、

発電シミュレーションを利用しながら、

そのポイントを見極めることを気をつけています!

 

太陽光発電における「過積載」➀

こんにちは!

エコ健の曽田です!

 

 

皆さん、太陽光発電における「過積載」って

ご存知でしょうか?

 

固定買取価格制度の買取価格低下に伴い、

年々太陽光発電での売電収入が減少する中、

少しでも発電量を増加させる為の方法として

この「過積載」が行われています。

 

「過積載」と聞くと、荷物を運ぶトラックなどで積載量が

オーバーした時とかに使われるイメージが強いですよね。

 

この、太陽光発電における「過積載」とは

パワーコンディショナの容量より太陽光パネルの容量が

大きくなるように設置し、発電量をアップさせる設置方法のことです!

通常の太陽光パネルの設置方法では、パワーコンディショナの

合計出力容量に収まる分だけの太陽光パネルを設置しますが、

「過積載」の場合はパワーコンディショナの定格出力以上の

太陽光パネルを接続して、発電量を補っています。

 

「過積載」で発電を行うと、

天候など、極めて条件の良い日は、

ピークカットが起きる場合があります。

 

 

 

ピークカットとは

例えば、49.5kWのパワーコンディショナに

90kWのパネルをつないだとして、

発電量の多い昼間にはパワーコンディショナの

容量を超えた発電を行うことが想定されます。

この際、超えた電力は売電することができず捨てることになります。

これがピークカットです。

 

せっかく発電した電気を捨ててしまうとなると、

もったいない!! と感じてしまいますが、

それ以外の朝や夕方の日照量の少ない時間帯でも

発電量を確保できるので、

トータルの発電量はアップするのです!!

 

これにより、太陽光パネルを多く設置して

ピークカットさせてでも発電量を

底上げできる過積載での太陽光発電が

現在では主流となっています!

 

 

次回は

過積載のメリットについてお伝えします!

ブログ

カテゴリー

アーカイブ